木材塗装は見た目だけでなく、耐久性やお手入れのしやすさにも直結します。
無塗装・オイル塗装・ウレタン塗装の特徴とケア方法を解説し、失敗しない塗装選びをサポートします。
目次
1. ウッドモールで選べる塗装サービスとは
1.1. 無塗装(自然素材をそのまま)
木本来の質感をそのまま楽しめる仕上げです。
DIYでご自身の好きな塗装をしたい方や、自然な木の手触りを求める方におすすめです。
セルフ塗装をする場合は、塗りムラを防ぐためにABCD面すべての面取りを推奨します。
1.2. オイル塗装(自然な仕上がり)
オイルを木に染み込ませる塗装で、木が呼吸する質感を残しながら表面を保護。
定期的なメンテナンスをして経年変化を楽しみながら、自然素材らしい温かみを味わいたい方におすすめです。
1.3. ウレタン塗装(メンテナンスしやすい)
表面に薄い膜をコーティングする塗装。
水滴や汚れがついてもサッと拭くだけで簡単にケアできるため、水回りにも適しています。
2. 選べる6種類の色味
下記にゴム集成材に塗装をした色見本をご用意しました。ぜひご参照ください。
また記載しているお色味以外をご希望の場合は、お気軽にお問い合わせにご連絡下さい。
※お色味の見本は元の木の性質や画像の明度に左右されるため、実際の塗装品と全く同じお色味にはにはなりませんのでご了承ください。
2.1. クリア色(オイル/ウレタン)
ウォールナットやニヤトーなど、高級材には「木」本来の色味を活かすクリア色がおすすめ。

2.2. ホワイト色(ウレタン)
明るくナチュラルな雰囲気を演出。

2.3. ライトオーク色(ウレタン)
ナチュラルモダンから和風まで、幅広いインテリアに合わせやすい万能な色味。

2.4. ウォールナット色(ウレタン)
落ち着いた高級感のある濃いブラウン。

(ウォールナット色 ウレタン塗装)
2.5. アンティークブラウン色(ウレタン)
深みのあるアンティーク調の色合い。

(アンティークブラウン色 ウレタン塗装)
2.6. グラファイト色(ウレタン)
黒に近い重厚感のあるシックな仕上がり。

(グラファイト色 ウレタン塗装)
3. 塗装サービスの特徴
3.1. プロによる丁寧な仕上げ
専門の職人が一点ずつ丁寧に塗装。
3.2. 塗装済みで届いてすぐ設置可能
加工から塗装まで済んでいるため、お届け後すぐに使用可能。
3.3. カット・加工・塗装までワンストップ対応
サイズオーダーから仕上げまで一括対応できるの利便性。
4. 施工事例のご紹介
4.1. ブラックチェリー無垢材 × クリア色(オイル塗装)
経年変化も楽しめて、渋さと上品さがワークテーブルとして人気。

4.2. ホワイトアッシュ無垢材 × ライトオーク色(オイル塗装)
ナチュラルな色味が、明るい北欧風インテリアにマッチ。

ライトオーク色(オイル塗装)
4.3. ゴム集成材 × ウォールナット色(ウレタン塗装)
コストを抑えつつ丈夫で上品な仕上がりに。

4.4. アカシア集成材 × クリア色(ウレタン塗装)
木目の個性を活かした表情豊かな仕上がり。

5. 塗装の注文方法
5.1. 面取り(STEP3)の選択
塗装には、必ず1箇所以上の面取りが必要です。

5.2. 塗装(STEP4)の選択
無塗装を含め、全8パターンからお選びいただけます。

6. 仕上げ別のお手入れ方法
6.1. 無塗装品のお手入れ
- 柔らかい布で乾拭きが基本
- 水がこぼれたらすぐに拭き取る
- 必要に応じてサンドペーパーで研磨し、オイルやワックスで保護
6.2. オイル塗装品のお手入れ
- 日頃から乾拭き、または固く絞った布で軽く水拭き
- 半年〜1年に一度、専用オイルで保湿習慣化することで割れや反りを防止
6.3. ウレタン塗装品のお手入れ
- 普段は乾拭きや水拭きでOK
- ひどい汚れは中性洗剤を薄めて拭き取り、その後乾拭き
- 研磨はNG(コーティングした塗膜が剥がれる原因になります)
6.4. 木材全般に共通する注意点
- 温度:10〜30℃
- 湿度:40〜60%
- 風通しの良い場所で使用・保管
- 水分の放置、直射日光、急激な乾燥を避ける
7. まとめ
7.1. 塗装選びで変わる木材の魅力
無塗装・オイル塗装・ウレタン塗装、それぞれに異なる魅力があります。
7.2. 長持ちさせるためのポイント
仕上げに合ったお手入れを行い、共通注意点を守ることで木材は何十年も美しく使用できます。
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