今回ご紹介するのは、ウォールナット無垢材とホワイトオークの無垢材を使って、スピーカーボックスを製作されたお客様の事例です。
2種類の樹種で、サイズ・加工をご指定いただき、音質にもデザインにもこだわった逸品となりました。
■ 使用された無垢材一覧
樹種 | サイズ (厚×幅×長) | 数量 | 用途 | 面取り |
---|---|---|---|---|
ウォールナット | 20×100×265mm | 2 | 正面板 | AC面:上下イト面+研磨 BD面:上6R+下イト面+研磨 円形穴あけ |
ウォールナット | 15×100×300mm | 2 | 背板 | ABCD面:イト面+研磨 円形穴あけ 2箇所 |
ホワイトオーク | 15×250×300mm | 4 | 側板 | A面:上6R+下イト面+研磨 BCD面:上下イト面+研磨 |
ホワイトオーク | 15×100×220mm | 2 | 天板 | ABCD面:上下イト面+研磨 |
ホワイトオーク | 15×100×235mm | 2 | 底板 | ABCD面:上下イト面+研磨 |
ホワイトオーク | 10×100×205mm | 6 | 音道板(内部構造) | ABCD面:研磨のみ |
■ こだわりのDIYスピーカーボックス
素材には高級感のあるウォールナット、そして硬質で音の響きに優れるホワイトオークを選定。
正面板と背板には、ウォールナットを使用し、ウォールナットの濃いブラウンがスピーカーに重厚感を与えます。
また、穴あけもウッドモールで1mm単位で加工しました。
内部の音道板は、厚み10mmのホワイトオークを使用。
全体の響きや音の流れを考えた設計がうかがえます。
■ 無垢材の魅力を音で味わう
ウォールナットの深みある色合い、ホワイトオークの響き。
木材ごとの特性を最大限に活かしたスピーカーボックスは、見た目にも、音にも、温もりが宿ります。
「既製品では味わえないこだわりの一品を作りたい」
そんな方にとって、木材から選ぶDIYは一つの理想のかたちかもしれません。
■ 最後に
サイズ指定はもちろん、穴あけ加工や面取りなど、多彩な加工に対応しています。
理想の作品づくりに、ぜひウッドモールをご活用ください。
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