メラピ(和名:マンガシノロ)は、東南アジア(主にマレーシアやインドネシア)で産出される広葉樹で、フタバガキ科ショレア属に属する樹木から得られる木材です。
「ラワン」や「メランティ」と呼ばれる木材の仲間で、特に色味が白っぽく淡いものが「メラピ」として流通しています。
明るい色味とおだやかな木目、そして加工のしやすさが特長で、建具や内装、造作家具などの用途として長く親しまれてきました。
今回はそんな新商品メラーの特徴やおすすめのご利用方法をご紹介します。
特徴
メラピの最大の魅力は、明るい色味と加工のしやすさにあります。
特に「室内で明るい雰囲気にしたい」「塗装を前提に使いたい」といった用途にぴったり。
素材自体が主張しすぎず、塗装や表面仕上げがしやすいので、住宅内装や家具用として幅広く使われています。
また、重すぎないため施工時の取り回しも良く、長尺材の扱いにも向いています。
コストパフォーマンスもよく、予算を抑えたい現場やDIYでも頼れる素材です。
メラピは、明るい色味とおだやかな木目を活かして、室内をすっきりナチュラルに仕上げたい場面に向いています。
室内ドアやクローゼットの扉、壁や天井の見切り材といった建具まわりはもちろん、塗装前提の家具や収納棚などでも、その均一な質感が美しく映えます。
軽やかな印象と加工のしやすさがあるため、DIYで使う小型の家具や什器(じゅうき)づくりにもぴったり。シンプルながら使い勝手のよい木材として、初めて木材を選ぶ方にもおすすめです。