レッドオークは、ホワイトオークと同じくブナ科コナラ属の広葉樹です。
カナダや北アメリカ東部に分布している木で、ノーザンレッドやサザンレッドなどとも呼ばれます。
ブナ科の木は、どんぐりが実る木としてよく知られています。
2021年のウッドショックによる木材輸入価格の高騰の影響を受け、輸入木材の入手が困難になってきた中で、
レッドオークが代替品として注目されるようになりました。
当店で取り扱いのあるオーク材<ホワイトオーク>との違いを交えながら、
新商品のレッドオークの特徴やおすすめのご利用方法をご紹介します。
特徴
レッドオークとホワイトオークは、特徴・見た目が似ており、いずれもはっきりとした美しい木目が特徴的。 大きな違いは、液体の吸収率で、ホワイトオークが液体を吸収しにくいのに比べて、レッドオークは液体をよく吸収しやすいため、 塗装を施した際に木目をよりしっかりと感じることができます。 これはチロースと呼ばれるゴム状の化合物の有無によるもので、チロースがあるホワイトオークは高い耐水性を持ちます。 流通量の兼ね合いでレッドオークの方が手に入れやすいという状況ですが、 比較した際に大きな遜色はなく、手頃でおすすめの材です。
重厚で耐衝撃性に優れ、他の木材と比較して傷がつきにくく、ついても目立ちにくいという特徴があるため、
長く愛用される家具をはじめ、建材や内装具など、様々な用途にご利用いただけます。
また、ほのかな赤みのあるレッドオーク材を用いることで、高級感のある作品を作ることが可能です。